アート引越しセンターの失敗
キャンセル待ちの魂が今日も恨めしそうにこちらを見おろす。
春色のスウェットに着替えて、今日はもう夜に身を沈めた。
銀河をかきまぜてできたスープ、いらんかね?銀河をかきまぜるなよ、迷惑だし。
こぼれた星の上をケンケンパで跳んで、回収しますオタマ。
なんとかこじ開けたチャック、10億光年もあったんだ。閉めんのはおばあちゃんに任そ。
眩しいのか暗いのか分からないまま、蹴られるままに目を閉じて、目を開けたらそこは、もう、そこ。
そうだ、いつか、図鑑に載ったらさ、惑星でお手玉するピエロにまた会えるかな。
この物語をくまみんに捧ぐ
レッスン レッツン
ただいまが聞こえて数年間、太陽はずっとアップデートされなかった。思ったことある?って何回尋ねても無視してくれた赤ちゃんはもう、いない。テレビから出てきた色を、切って、炒めて、炎より明るいオレンジがフライパンで笑っていた。自分の回した換気扇だけみんなと逆方向で、泣いている担任が壁のシミに見えた。
世界、大きな総柄Tシャツの上を私たちは転がっている。だけだ。それだけだ。メンソーレ武田。今日も、今日から始めた日記をまたやめようとしていた。
この物語をくまみんに捧ぐ。
タオルで隠した程度の匿名性2つ
【画像で一言】
・あの子を思うと目を紛失しちゃうよ
・清潔感がすごいよミクちゃん
・今日も清潔感がすごいよミクちゃん
・受付で死んでるお姉さんも頭の中でなら笑ってくれるんだ
・あの時一目惚れしたお姉さん、美化しすぎて全然違う人になった
・あの時一目惚れしたお姉さん、美化しすぎて国籍も変わっちゃった
・ミクちゃんの清潔感で照らした本を読みたいよ
・ミクちゃんの清潔感で照らした本を読みたいな
・ミクちゃんの清潔感で照らした洞窟を歩きたいな
・ミクちゃんの清潔感で照らした宇宙を泳ぎたいな
・ミクちゃんの清潔感で照らしたマンガ、読みやすそうだな
・ミクちゃんの清潔感で照らしたマンガ、
・いつかあの子の清潔感で照らしてほしい宇宙があるんだ
・いつかその清潔感で照らしてほしい宇宙があるんだ
・いつかその清潔感で照らしてほしい地下室があるんだ ◎
「いつかその清潔感で照らしてほしい地下室があるんだ」が高得点を獲得……
お題 【エゴサーチしたら見つけてしまった自分の噂話】
・味がすることをおいしいだと思っている
・美味しいを味がすることだと思っている
・味がすることを全て美味しいと呼んでいる
・亡くなったお母さんを再起動させるために一生鼻を押し続けている
・亡くなったお母さんのノドにチョップして再起動させようとしている
・亡くなったお母さんを再起動させるため、のどにチョップし続けている
・ノドをチョップすれば亡くなったお母さんが再起動すると思っている
・亡くなった母を再起動させるために母のノドをチョップし続けている
・小島よしおさんを尊敬している
・女性の声が聞こえたら、振り向いて、2秒見つめて、服を1枚脱ぐ
・近くに女性がいるとき薄着になる
・近くに女性が来たら服を1枚抜いだあと見つめる
・クリーミーなお茶を飲んでむせる
・水筒に味噌を詰めている
・水筒に味噌を詰めていない
・水筒に海水をいれて、そこでハムスターを飼っている
・水筒に海水をいれて、そこで牛を飼っている
・水筒に海水をいれて、そこで鹿を飼っている
・水筒の中で牛を飼っている
・もう終電がない駅で
・深夜の線路でモデルウォークを練習している
・深夜の線路でマグネットが鉄に付く音を楽しんでいる
・ローソンで全部買った
・ローソンと結婚していた
・ローソンと離婚した
・持ち歩けないくせにという理由でコンビニをバカにしている
・持ち歩けないのに?とコンビニを批判している
・持ち歩けないのに?とコンビニを疑問視している
・持ち歩けないくせに?とコンビニを軽蔑している
・リュックサックを常に背負っている。結婚間近か?
・リュックサックを常に背負っているが、交際中か?
・常に背負っていたリュックが今日は無かった。離婚?
・雨の日はタケノコにまたがって乗馬を練習している
・雨の日はラジオにまたがって乗馬を練習している
・ローソンを思いついた
・コンビニを思いついた
・恋人の背中に名前を書いている
・好きな人の背中に名前を書いて自分のものとした
・たくさんの失敗を繰り返して少しだけ強くなった
・服は試着せず買うのに、本は立ち読みで全部読んで買わない
・タコがブリッジしてる姿を思って嫌な気分になっている
・ブリッジしてるタコを想像して気分が落ち込んでいる
・ブリッジしてるタコを想像して気分を悪くする
・タコがブリッジしてるだけの夢を見て気分を悪くする
テスト嫌〜ん♪